塚本 侃

残業自己申告制について

桜樹(おうじゅ)法律事務所は熊本の企業・経済情報誌「くまもと経済」に、コラム「経営者のための法律相談Ⅱ」を連載しています。
(株)地域経済センター様の了承の下、各弁護士が執筆したコラムを掲載します。
なお、当連載は執筆時点の法律に基づき作成されていますので、法改正などにより記載内容が現状と異なっている場合があります。

コラム一覧

  • 残業自己申告制について 2014年04月掲載
     最近時間外労働の取り締まりが厳しくなっていますが、当社は残業について自己申告制を採用しています。自己申...
  • 期間の定めの有無のみを理由とする労働条件の区別 2013年12月掲載
     労働契約法第20条は期間の定めがあることによる「不合理」な労働条件の相違を禁止していますが、「不合理」...
  • 無期転換申込権放棄の特約 2013年08月掲載
     6月号の話では、無期の労働契約への転換申込権(無期転換申込権)は、労働者に認められた権利であるということ...
  • 無期転換申込権 2013年07月掲載
     今回の労働契約法の改正で、有期の労働契約として契約したものを、期間の定めのない契約へ転換させるよう申込...
  • 高年齢者雇用安定法の改正 2013年01月掲載
     継続雇用制度を導入する場合に、①その対象者は、②その場合の労働条件の変更の可能...
  • 使用者には実際の労働時間を把握・管理する義務があります。 2012年07月掲載
     労働時間を把握するためにはタイムレコーダーが必要ですか。それともそれ以外の方法でも良いですか。また、タ...
  • 外勤手当等は時間外労働の対価として支払うものです。 2011年11月掲載
     事業場外労働については「所定労働時間(就業規則が定めている労働時間)」労働したものとみなされるので,時...
  • 自宅待機命令と平均賃金 2011年02月掲載
     社員に自宅待機を命じたときは、平均賃金の6割を支払えばいいのでしょうか、それとも賃金の全額を支払う必要...
  • 労働時間の繰上げと繰下げ 2010年07月掲載
     労働時間の繰上げや繰下げは会社の都合で自由に出来ますか。  労働時間には労働基準法(以...
  • 管理監督者とは実態に即した判断を 2008年08月掲載
     最近、飲食店のマネージャーに時間外割増賃金を支払うことを命じる判決が出たことを紹介するテレビニュースや...
  • 乗車時間は労働ではありません。 2008年08月掲載
     社員が出張先まで列車、バス、船舶、航空機などの乗り物に乗って行く場合に、その乗車時間も労働時間になるの...
  • 家族手当の受給権者は収入の多い方で可 2008年02月掲載
     最近、女性社員から家族手当の申請の相談が増えていますが、男女差別にならないようにするためにはどのように...
  • 「定昇」等については就業規則等の確認を 2007年08月掲載
     定期昇給やベースアップは必ずしなければなりませんか。また、毎年賞与を支給している場合には賞与も必ず支給...
  • 安易な就業規則の不利益変更は危険 2007年05月掲載
     当社では、定年延長に伴い給与に問する就業規則の見直しをしたいのですが、どの様な手続で行えばいいのでしょ...
  • 早期退職優遇制度には制限条項を 2007年02月掲載
     早期退職優遇制度の採用を考えています。その際、成績が低迷する社員が応募してくれるのはありがたいのですが...
  • 「パート社員の定年」 2006年11月掲載
     当社では、パート社員用の就業規則には雇用期間の定めがあるということで、定年制の定めを設けておりませんが...
  • 安易な代表者決定は危険 2006年08月掲載
      今回就業規則を制定しようと考えています。労働者の過半数を代表する着から意見を聞く必要があるそうですが...
  • 必ず労働条件の明示を 2006年05月掲載
     職安に求人票を出し採用した所、労働条件について会社と本人との認識が違っていた場合、求人票の記載に会社は...
  • 不用意な同情は無用 2006年02月掲載
     3カ月の試用期間中にミスを多発したため、試用期間を延長したのですが、結局本人の勤務態度が改まらなかった...
  • 安易な内定取り消しは危険 2005年11月掲載
     内定後に、性格が陰湿であることを理由にしたり、事前研修の欠席を理由に内定を取り消しても会社は責任...

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